まさかそんな…

ナツが騙してたなんて…

確かにナツに嫉妬もしてたけど…

友達だと思ってたのに…

女の子の友達が出来て嬉しかったのに…

それなのに…全部計算されてたなんて…


そんなの…信じられないよ…

信じたくないよっ…

「お前最低だな」

スイが思いっきりナツを睨む

「誰も何も気付かなかったくせに。

そんなんじゃ簡単にヤられちゃうよ」

「は?勝手な事ばっか言ってんじゃねぇぞ」

「ははっ、まだ何も知らないんだ。

そんなんじゃチームも大切な人も守れないよ」

「何だとっ!」

「それどういう意味だよ?」

今までずっと黙っていたタクトがナツに詰め寄る