『はる、どうしたの?仕事は?』



『お前、凄い声だな。ゼリー買ってきたぞ。食べる?』



『ありがと』



『熱は?』



そういって、はるがおでこに手を当てた




『かなりあるみたいだな。なんか食べたか?』



『木葉がおかゆ作ってくれたの昼間食べた。…木葉に聞いたんだね』




『久しぶりに電話きたと思ったら、なお死んでるなんて言うからさ』




『仕事は?』




『休んだよ。佑樹が、女はそんな時大事にしないと根に持つぞって言うからさ』



別に根にもちゃしないけどさあ、あれから会ってなかったし、気まずいじゃん



『おかゆ、あっためちゃるから食べて、薬飲んで、ゆっくり寝ろ。側にいるからさ』