【腐男子、ピンチ!】


明日ありと思う心の仇桜

俺たちの関係が永遠だとは思っていなかった。初めから。でも俺は平和ボケしてた。





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ーーーガラッ!!

「わり!」
「おっせーよ!待ちくたびれたから、
もう昼飯食ったわ!」
「昼休みは残り15分ほどだ。急ぐことをお勧めする。」
「つか聡、手ぶらじゃん。飯は?」
「あ゛…。あー、もういいや。飯抜きで。」


普通に、急いで向かう事しか考えてなかったわ。
いつもなら売店で前もって買うのに。


「どこで寝ていた。」
「そうだ!誰といたんだよ?」


「あー、うん。」

なんて言おうか。

テキトーな嘘つく?
本当のこと言っちゃう?

誤魔化しきれるか?

「ちょっと、生徒会室に…。」
「は?!生徒会室?!」
「なんでまた生徒会室に?」
「え、と…んー、なんかいろいろあって…。」
「つうか聡って焔先輩と知り合いなのか?」
「んー、まぁ、そういうことになるな。」
「電話越しに中宮先輩の声が聞こえたんだけど?」