月日は流れ、火曜日。
午後になると私はおじいちゃんのワゴン車に乗って駅へ向かった。
「実花に会うのは何年振りかのう…
しばらく会ってないからじいちゃんのこと忘れとらんといいけど…」
おじいちゃんがポツリと言った。
私は可笑しくてフフッと笑ってしまった。
「大丈夫。
きっとお姉は覚えてるよ」
結局お姉は午後2時に着く電車に乗った、と連絡があった。
車に揺られること15分。
駅前は平日とだけあってほとんど人がいなかった。
ここでイッくんを待ったんだよ…
私は花野の事を思い出して胸が切なくなった。
イッくんは来なかった。
けど、前世の私たちが今度は幸せになるから。
そんな事を考えてたら丁度電車が来た。
「来た!」
私はおじいちゃんと一緒にベンチに腰掛けながらお姉を待っていた。
改札から人が何人か出てきて最後の方にお姉の姿が見えた。
午後になると私はおじいちゃんのワゴン車に乗って駅へ向かった。
「実花に会うのは何年振りかのう…
しばらく会ってないからじいちゃんのこと忘れとらんといいけど…」
おじいちゃんがポツリと言った。
私は可笑しくてフフッと笑ってしまった。
「大丈夫。
きっとお姉は覚えてるよ」
結局お姉は午後2時に着く電車に乗った、と連絡があった。
車に揺られること15分。
駅前は平日とだけあってほとんど人がいなかった。
ここでイッくんを待ったんだよ…
私は花野の事を思い出して胸が切なくなった。
イッくんは来なかった。
けど、前世の私たちが今度は幸せになるから。
そんな事を考えてたら丁度電車が来た。
「来た!」
私はおじいちゃんと一緒にベンチに腰掛けながらお姉を待っていた。
改札から人が何人か出てきて最後の方にお姉の姿が見えた。