ケータイ小説 野いちご

何度でも君に恋をする

2章
自分の気持ち

次の日、取りあえずタイミングを掴もうと思った。
2人で話せる時間が少しでもあればきっと向き合えるはず。


「篠塚いる?」


昼休みの事だった。
顔と名前が一致しないような男子が私の教室に訪ねてきた。


「あれって隣のクラスの冴木広斗くんじゃない?
チカ、告白されるかもよ?」


真紀が口に手を当てながら話しかけてきた。

うそ?
私が告白?


「は、はい!」


返事をして席から立ち上がり、冴木くんと一緒に廊下へ出た。

冴木くんの後を追い、3階の階段で止まった。


「あのさ俺、篠塚の事好きなんだ。
クラスも違うし転校してきたばっかで俺の事全然知らないと思う。
そうゆうの付き合いながら俺の事知ってほしい」


頭が真っ白になってしまった。


「えっと…」


告白されたのは初めてだったからこういう時なんて返したらいいのか分からなくなってしまった。


「ごめん…
好きな人いるから」


やっとの思いで口にした。


「それって片思い?」


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