「すっすご〜い.....」 私の目の前にある大きなお屋敷。 何だ、この幽霊屋敷みたいなところは。 私、お化けだけは本当に無理なんだよね。 どうしよう、ここ絶対出るよ。 あちこちの窓ガラスが割れていて、全く生活感を感じない翼くん家の別荘。 「かっ帰りたい.....」 私、生きて帰れるかな? 翼くんに雇われて何だか山奥にある別荘にやって来た私。 いや、私たちか.....