『まぁ。この話しは終わろう』

剛「そうですね…」


ふぅ。なんとか、終わらせる事ができた。


私は、安心した。


でも、次の一言であの話しになってしまった…


大翔「ねぇー?聞いたー?桐原組が潰れたんだってー!」


ーーギクッ


なんで、知ってるの…?


剛「そうみたいですね」

櫂人「(コクコク)」


剛は、多分パソコンで調べたんだと思う…


でも、櫂人と大翔は?


なんで、知ってるの?


『なんで、そんな事を知ってるの?』

大翔「だって、僕の家。笠松組だもん!」


笠松組!!??


確か、うちと同盟を組んでる…?


うちの次に強い?


なんで、私は気づかなかったのよ?


あ。私名字とか興味ないもんね…


納得納得。


大翔「でねー?僕の所、西原組と同盟を組んでるんだってー!しかも、次期組長は、美人だってー!」


はいぃぃぃぃぃぃ!!??


美人じゃないし!


剛「そうみたいですね」

櫂人「(コクコク)」

大貴「ふーん」

『いやいや。ちょっと待って。美人じゃないからね?』

大翔「なんで、知ってるのー?」


ゲッ…


ついつい、言っちゃった…


この癖、どうにかしないと…


その前に…


どう言おう?