樹「あ。本題に入ります。菜々さん。駿さんの事で…」


ドクン


駿…の話し…?


なんで…今ごろ…?


樹「あ。聞いてないんでしたっけ?」

『え…?』


何を?


樹「駿さんは、生きてます」


……………。


え……?


『でも…』

樹「駿さんは、手術に成功しました。でも、駿さんが手術終わったのが…菜々さんが帰ってからです。だから、優斗は、菜々さんに言えなかった。で、次の日に言おうとしたら…菜々さんが消えていた。ということです」

『そんな…』


駿が生きてるなんて………


『駿は、退院した?』

樹「いえ…目を覚まさないのです…」

『え……?』

樹「でも、菜々さんに会ったら目を覚ますと思います。会ってください!」


樹の真剣な目…


そんだけ、駿が好きなんだね…


でも…


『ごめんね?私には、まだ会う覚悟がないの…』

樹「…」

『覚悟が出来たら…行くから…』


何年かかるかわからない…


でも…


心の準備が出来たら…


行くよ。


樹「あ。そうでした。優斗達があなたを探しています。俺は、ここにいるとは言ってませんが…」

『そう…。ありがとう』

樹「いえ…((照 でも、もうちょっとで見つかるかもです」


見つかるかもか…


『まぁ。その時が来たら、どうにかするよ♪』

樹「そうですか…」


心配性なんだね…


『ほら。そんな顔をしないの。笑って?』

「はい((にこっ」

『うん。可愛い』

樹「ありがとうございます…////」


クスクス


樹って可愛い!


弟みたい…w