ケータイ小説 野いちご

イジワル男子の愛情表現

お前のことが忘れられない



「涼太、何かあった?

今日ずっとぼーっとしてる」

真由美の病院に行く途中


絡まれてる茉奈を見た。


助けるか、助けないか


そんな選択肢は俺には無くて

気づけばもう奴等の前にいた。

茉奈に近づけば近づくほど

思い出す。

好きだった自分の気持ち


いや、違う。

今も好きだという自分の本心


茉奈に少し触れた瞬間


ふわりと香る茉奈の匂いに

今まで塗り固めてきた嘘が

全部剥がれ落ちそうだった。



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