妃絽達が新選組に入隊した次の日。



「現代に戻るにはどうするべきか…」



妃絽は夏樹と共に日当たりの良い縁側で現代に戻る方法について考えていた。



「やっぱり、池に落ちて此処に来たんだし、また池に落ちてみるとか?」



「夏樹、お前は馬鹿だな。私達が落ちたのは時越池であって、普通の池じゃないんだよ」




妃絽の鋭い突っ込みに夏樹はしょげてしまった。