ケータイ小説 野いちご

結婚、結婚してください!

好きの種類


「ズズズズっ…ぷはぁ…」


とりあえず、落ち着くためにお茶をすする
もちろん、台所を勝手に使わせてもらった

それにしても、美味しいわね
高級茶葉のお茶なんて初めて飲んだわ


「ねぇ、瑠璃、俺、頑張ったでしょ?」

「…そうね、まさか本当に芸能人になるとは思わなかったわ」


目の前でニコニコしている大樹
…これが本当にあの"大地"だったの?


「俺、会いたいの我慢して我慢して…やっと瑠璃の理想にまで登り詰めたんだよ?」

「…馬鹿じゃないの?」


あんなのただの理想…
本当に望んでた訳じゃないのに



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