家を飛び出してから、随分と時間が経ち、周りは暗くなっていた。 梟が不気味に鳴いていて、周りは森。 どうやら、私は随分と遠くまで来たようだ。 「此処…、何処だろ…?」 真っ暗で自分の居場所が分からない。 すると、真っ暗な道に妖しい光が浮かんだ。