ケータイ小説 野いちご

続 青薔薇姫

第1章
青薔薇姫




午後8時。


あたしは街の中心部を、ただ宛もなく歩いていた。


まぁ強いて言うなら、平和を守るため。


最近、この街が夜になると危険がたくさん潜んでることが分かった。


だからあたしはソイツらを倒して、サツに引き渡すんだ。


もちろん……彰人と零也直伝の喧嘩でね?


ドカッ

ゴスッ


どこかから喧嘩の音がする。


本能のまま音のするほうに向かった。


チラッと覗くと、1人の弱そうな男が30人くらいの男に袋叩きにされていた。


「てめぇ、この俺にぶつかっただろ!!」


「あっ…謝ったじゃないですか!!」


「俺ら死狐(Shiko)にそんな口叩くとは生意気だな!!」


死狐?族かな?


まぁどうせ雑魚だろうし……助けに行くか。





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