ケータイ小説 野いちご

社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中

□Leave home







「どう、少しくらい落ち着いた?」

「うん…」





泣きすぎてしょぼしょぼする目を擦ればお母さんは溜め息をし、





「擦るのは辞めなさい」





そんな注意が懐かしく思えた。


実家で住んでいた時はよくこんな風に怒られていた。


そしてお父さんがお母さんに怒るなよって私を庇うように言ってくれて、最終的にはお父さんも怒られてしまうパターン。





「飯田さんには電話したから」

「なんて…?」

「今日は預かるって。きっと飯田さん呆れてるわよ。いきなり飛び出してくるなんて」





そっか…、そうだよね。


拓斗さんがお風呂に行った間に耐えられず出てきちゃったんだもん。


そう思われても当然だよね。




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