「朝井さん!!お肉!!焦げてるッ!」


次の日の夕食時。


前日の事が嘘のように忙しかった。



「うっわッ!!」


朝井さんは焦げそうなお肉を慌てて、お皿に盛る。


そしてまた次のお肉を焼く。


キッチンは大変な事になっていた。
熱気がすごくて…狭いキッチンを行ったり、来たりしている。

だけどハッキリ言って、間に合わない。


…こんなに大変だなんて知らなかった…


美菜と妃芽ちゃんは2人でお客さんに料理を出したりしていて、それはそれですっごい忙しそう…

柾樹と悠士君はお酒を注いだりしてまわってる。


お客さんはみんな美味しそうに夕食をとり、満足そうなのがせめてもの救いだった。