沖「ゆーきっ」



ある日、雪がのんびり豊玉発句集を見ていると沖田が話し掛けて来た



雪「何だ?」



沖「甘味屋行きます♪」



沖田は豊玉発句集を払い落とすと雪の手を引っ張った



雪「決定事項かよ、返事も聞かずに歩き出してるよコイツ」



沖「雪のおごりで(ゝω・´★)」


雪「腐敗しろ」


沖「冗談ですって」



二人が去って行った後には沖田に叩き落とされた発句集が細やかな風にページを揺らされていた





数分後戻って来た土方が鬼の形相になった事は言うまでもない。






屯所を出た沖田と雪は甘味屋に向かって足を進めていた



沖「そういえば雪、刀はどうしたんです?」


沖田は何時も皐月がある腰を見て言う


雪「修理に出した」