「ちょっと!何呼び捨てしてんのよ!」 カーテンの向こうにいる彼女に聞こえない様な小さな声でそう言いつつ、櫻木悠希に目を向ける。 と、さらに信じられない事態が起こっていた。 「……っ!? ちょっ何して…」