次の日私は熱を出し学校を休んだ。
いろんなことがあってそれで熱が出たみたいだ。
秋との再会、龍牙君の告白。
いろんなことがいっぺんにやってきて
私の頭じゃ理解できなかったみたい。
そんなことを思っていると
ピンポーン
チャイムが鳴った、両親は仕事に行って誰も出る人がいないから
私は階段を下り玄関を開けた。
「はーい・・・って龍牙君!!」
玄関に立っていたのは龍牙君だった。
「おい、寝てなくて大丈夫なのかよ。」
いつもの意地悪さはなくなってすごく心配している。
「うん、少し熱が出ただけだから・・」
気まずい・・
とにかく上がってもらおう
「龍牙君なにもないけど上がっていって。」
そう言うと龍牙君は家に上がってきた。
「おまえ、病人なんだから早く寝ろ。」
やさしいんだなぁとか思ってると
「早くしないと、襲うぞ。」
やっぱりやさしくない!!
「は、はいっ」
昨日の事がなかったみたいに普通に接してくれる。
そう思いながらベットに入り目をつぶった。