ケータイ小説 野いちご

君に恋する本の虫

〜本の虫は恋をしていた〜
弱いワタシ



「髪ゴム・・取り返せなかった・・」


あれからどのくらい歩いたのか・・


私はとぼとぼ歩きながら、気づくとそこは本屋の前だった。


久しぶりの天国の扉の前。


そこで私は自分が財布を持っていないことに気づいた。



『本屋は別にお金なくても入れるけど・・・。』私は今彼に会う勇気がない。



しかし行く宛もない私は、本屋の駐車場脇の階段に腰を下ろし、1人うずくまっていた。



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