ケータイ小説 野いちご

俺様天使とのキスまであと指輪一個分。

第四章 14歳
啓太







その日の夜。

あまりの蒸し暑さに制服を着たままだった蒼は、うなされながら目を開けた。



(あー……もう夜…)


真っ暗な部屋が嫌に静かだった。


(今日は…フレンは横に……いるはずないか…)


期待している自分がいて、それが妙な気持ちにさせた。



――ごそっ……


誰もいないはずの部屋の片隅から物音が聞こえた。

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