ケータイ小説 野いちご

純情☆デビル

†第1章† 一致と反対
★受けた勝負★ 《Side -Shizuku-》

「…………関波君が……天使?」


「だからそう言ってんじゃん」


目の前で放心状態になっている豊平に言い捨てて、オレは床に腰を下ろした。


授業が終わった後………1人になりたくて、また資料室にやって来たオレ。


ポヤ~~~ッとのんびり考え事出来て、最高の環境だったのに…………


「急にお前等が入って来たから、思わず隠れちまったんだよ」


豊平と、豊平の隣で宙に浮いているネコを指差して言った。


豊平は未だに心ここにあらずでオレを見ており、話をちゃんと聞いているのか分からない。


いい加減戻って来いよ………

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