ケータイ小説 野いちご

昼休みは図書室へ 【完】

私の日課
小林蘭の友達


蝉の鳴き声が、朝から耳にはいってきて、頭が痛くなる。


夏って、嫌い。

重い足取りで、教室へと向かう。


「おはよう!!」

「あ―…うん、おはよ」

「苺花、どしたの!?テンションひっくいな…」


…夏が嫌いな理由。

虫がいっぱいいるから。

無駄に汗をかくから。

そして…

松村くんが図書室に来ない日が増えるから。


去年、丁度この時期。

毎日図書室に松村くんを見に行ってたのに、君はほとんど来なかった。


今年も、もう一週間は図書室に来てない。


……会いたいよ。

また、肌寒くなるまで、君に会えなくなるの?






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