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「この怠け者―――!」


最近、家(我が社)に来だした小娘、弥生がうるさい。


なんだというのだ。我が社だぞ?
本当にあの巫女の末裔か?
信じがたい。


顔は、あの巫女と似て美しいがの。性格が残念だ。


――――乱暴すぎる。


「まぁたぁ、ゲームかコノヤロォォオ!」


ヒュン!



あ、なんか飛んできたぁあ!?


ザクッ!


なんか、嫌な汗出てきた。
余は、本当に神様なんだが?


後ろは壁。余は、その壁に背をつけてゲームの真っ最中。


しかし、なんか首辺りの壁になんか刺さってない?





チラリ、
うん…刺さってる。


『五寸釘――――!?』


殺す気か?神を五寸釘で刺す気か?



弥生は、厄介だ。何故なら、
触れれるから。