ケータイ小説 野いちご

愛なんかいらない 〜キュート過ぎる部下〜

ある計画

彼はそうする事に不服そうだったけど、私達の関係は秘密にする事にした。


それは彼のためでもあるけど、人に知られるのは恥ずかしいからだ。


三十路の年増女と二十歳そこそこの若者の組み合わせなんて、恰好の物笑いのタネだ。


「志穂も水臭いよね……。私にまで隠す事ないでしょ?」


「ごめんなさい」


口の固い加奈子にさえ、話す勇気がなかった。
あの夜についても、バーで一緒に飲んだところまでしか話していなかった。


それなのに、しっかりばれていたとはね……。親友は侮れないなあ。


「ねえ志穂。これからどうするの?」



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