ケータイ小説 野いちご

愛なんかいらない 〜キュート過ぎる部下〜

キュートな部下

「主任、本当に大丈夫なんですか?」


「うん、大丈夫だから……」


「わかりました。じゃあ……」


熱っぽい目で上から私を見つめるのは、会社の部下の神林祐樹(かんばやし ひろき)君。


今年一流大学を出て入社したばかりの新人。


アイドルみたいな整った顔立ちで、背は高く、外観はほっそりしているのに、意外と均整の取れた逞しい体をしている年下の男の子。


つまり、彼は申し分のないDNAの持ち主だと思う。


私はそれを少しだけ分けてもらいたいと思った。

愛なんて、いらないから……



< 1/ 220 >