ケータイ小説 野いちご

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君を探して

2.オレ様、接近。
幼なじみ

その日、家に帰ってご飯を食べ、お風呂から出たときにはもう21時を過ぎていた。

もう少しで『定期便』の時間。

なんだか“オレ”に今日の話を聞いて欲しいような、知られたくないような、複雑な気持ちだった。

“オレ”は、どんな反応をするだろう。

「そんな男、さっさと別れて俺にしとけ」

なんてこと……


……言いそうだけど、絶対言わないだろうな。



“オレ”は、私のことを好きって言ってくれるけど、でも、今の関係以上を求めてこない。

本当に雑談をする相手、っていうだけだ。

だから、“オレ”は本当に私のことを好きなのかな? と思ってしまう。



──って、私は何を考えてるんだ……



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