ケータイ小説 野いちご

君を探して

2.オレ様、接近。
メールは続く

それから2週間、私と“オレ”のメールは毎日続いた。


時間はいつも決まっていて、朝の登校前と夜の22時過ぎ。

“オレ”からのメールで始まることが多い。

平日だけでなく、土日でもこのリズムは変わらなかった。

時々、私がそれ以外の時間にメールを送ることもあったが、すぐに返事が返ってくることはなかった。


そして、いつだって予告なく“オレ”の宣言でメールは終わる。

いつも大した話はしていないから、いつ終わっても構わないといえば構わないんだけど、いきなり「じゃあまたな」なんて言われるとこっちは腹が立つ。


……なんだか、私のほうが振り回されていない?

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