「準備出来たか?」





「はい。理事長」




男性用の制服に身を通し、髪を整え、



理事長の前に姿を現す。




「…何だか慣れないので恥ずかしいです。…どうですか」




理事長は、目を見開く。



…やっぱり男には見えないかな…。


「すいません…私、女性用の制服に着替えましょうか」





「いや、違うんだ。よく、似合ってるよ…僕が想像した通りの子だ。やっぱり5人目はキミしかいない…!」




「理事長……本当ですか」






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