ケータイ小説 野いちご

rain×rain【完】

第二章【そして世界が変わった】
新しい発見




「左之助~おかわりぃ~」


そう言って酒を催促するのは…桜だ。


厠から帰ってきて「一杯だけ」と言って、この様だ。



ちなみにまだ五杯しか飲んでいない。


どんなけ酒に弱えんだよ…


呆れる俺をよそに桜は言う。



「左之助~グラスいーっぱいにいれて~」

ぐ、ぐら?


なんて言ったんだ?


「ちょ、桜もうやめとけって。」



平助が桜から杯を取り上げた。


「何すんのよぅ…平助のくせにぃ~」


おいおい…

さすがにかわいそうだぜ…


平助はあまりにもショックだったのかその場にボーっと突っ立っていた。









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