ケータイ小説 野いちご

If〜桜龍の彼等〜【完】

壊れゆく心

スイと一緒に教室に戻ると笑顔のナツが駆け寄ってきた

「大丈夫?保健室に行ったって聞いて心配してたんだよ」

「ごめんね、大丈夫だから」

「タクトくんも心配してたんだよ。

保健室に行こうとしてたんだけど、レンくんだっけ?その人に止められて…」

「そう…なんだ…」

タクト、まだ私の事気にしてくれてるんだね

「何かあった?」

「え?」

「何だか元気がないから…。

私でよければ何でも聞くから言ってね」

どうしてこの笑顔を素直に受け取る事が出来ないんだろう…




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