《昼休みに教室へ来い。次また逃げたら殺す。  辰己》

…はぁあぁぁ゛ー!?

嵐山辰己から逃げて教室まで帰って来た私の携帯に届いたメール。

メアドを教えるヤツなんて、1人しか居ない。

《責任はちゃんと取れよ!!》

私は怒り心頭の中、亮英にメールを送り、昼休みって……すぐじゃん!

…嫌だー…;;

―――何て思っても、思えば思うほど、時間は早く流れてしまった。

私は諦めて、お昼のお弁当を持って亮英のクラスへ向かう準備。



「萎えたー…。見た瞬間、鳥肌立った;;」



するとさっき那々を見に行きたがってた男子の話し声が聞こえて来た。