「触らないで!!私の娘よ!」


部屋に響く王妃の声


「し…しかし」


戸惑う使用人達


「その子に罪は、無い!早く、その杭を捨てなさい!」


今にも打ち込まれそうな杭が、王妃の言葉で止まった

お産の後とは思えないその迫力に、使用人は逆らうことが出来なかった