ケータイ小説 野いちご

白いジャージ7 ~先生とプールサイド~

第2章
揺れる気持ち




-揺れる気持ち-




春の朝日は、とても心地が良い。



朝、8時。



日傘の向こうに見える太陽は、まだ真夏のようにギラギラしていない。





「あ~ぁ」



出勤途中の道で、大きなあくびが出る。



よく寝たはずだけど、熟睡できていないのかな。




明日からはゴールデンウィーク。



ゆっくり体を休ませなきゃ。



先生にもゆっくり休んで欲しい。





気のせいかな。



最近、先生元気ないように思う。




疲れてるだけなのかな?





いつだったかな。



遠い昔に感じたことのある寂しさに似た感じ。





そこから先へ踏み込めない壁のようなものを感じる。




“何かあった?”と聞いても、何もないよと言う。


“大丈夫?”と聞いても、笑顔で、大丈夫だよと言う。






もっと、甘えて欲しいってのが本音。



どんなことでもいいから、話して欲しい。




何か、悩みごとがあるなら、力にはなれないけど、一緒に悩みたい。






一体、何があったんだろう。




学校で大変なことがあったのかな。


心配・・・・・・










< 83/ 366 >