ケータイ小説 野いちご

白いジャージ7 ~先生とプールサイド~

第1章
運命の人【沙織目線】




-運命の人- 【沙織目線】






顔も好き。


声も好き。





全部好き。





でも・・・・・・ひどい男だった。





でも、でも・・・・・・今でも好きな人。






「隣、いいかな?」




こんなに近くで顔を見るのはいつぶりだろう。



久しぶりに見た大野先輩の顔は、前よりもずっと素敵に見えた。






「いいですけど」





隣に座った。



どうすればいいんだろう。



顔が引きつる。







直が計画してくれた会社の飲み会。



大野先輩が、直に“飲み会しよう”って言ってくれたらしいけど、本当かなぁ?





左隣に座った大野先輩を意識しないように、右に座る直と笑い合ってみる。




でも、完全に体は緊張していて。



大野先輩の声やしぐさひとつひとつに、ドキドキしまくってる。








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