今日は芹沢が雪に用意した歓迎会の当日である。



……そして、この日も波乱万丈滅茶苦茶な一日となるのだった…………





土「雪、行くぞ。もたもたすんな」



自室に居た、雪&土方は今日の“宴会会場”となる広間へ出発する所であった


雪の“歓迎会”と言うより、隊士達が酒を楽しみにする“宴会”と言った方がほとんど正しいのである。




雪「……ああ、分かってる。土方にいちいち言われなくてもな……五月蝿いんだよ糞が…ボソッ…」




土「おい、今聞こえたぞ。“ボソッ”と悪口聞こえたぞ」



雪「気のせいだろ。それに、お前こそもたもたすんな。呪うぞ」



土「そんだけで呪うってどんだけ気が短いんだよ。それとも心が狭いだけか?」



雪「何を戯言を。私の心=宇宙×5+Yの2乗-針の穴〟 並に広いぞ。尊敬して土下座しろ」