『あ、もしもし?水樹?』




「潤っ!」




仕事が終わり、ケータイに電話が掛かってきていたので出たら潤だった。




潤とはおととい会ったきりかな。



『どうだよ、SPの仕事は。大変か?』




「ん〜まだ分かんないかなー。明日、都知事の警護やるんだ。」




『都知事?あぁ、第四係は都知事も警護するんだもんな。』




「うんっ。そっちは?みんな変わりない?」




『あぁ、相変わらずだよ。みなさんすげぇ元気(笑)!』




「そっかぁ!なんかもう会いたくなってきちゃったな…」




『はえーなぁ。(笑)そんなんでこれからもつのか?(笑)』




潤は楽しそうに笑いながら話す。



「だっ、大丈夫だもん!絶対に立派なSPになってみんなの前に行くから!!」




『おっ、頼もしいな。その意気で頑張れよ!』




「うんっ!頑張る♪」




すると潤は何かを思い出したように話し出した。




『そういやSPのメンバーって誰がいんの?』




「SPのメンバー?えっとね…男が3人で、女があたし入れて2人だよ」



『へ〜…女SPいるんだ。同い年?』




「うん、しかも超美人なんだ!すっごくいい人だし!」