ケータイ小説 野いちご

余命一カ月の僕

余命5000日

あなたには私の気落ちがわかりますか?

何を食べても砂を食べたように
味気なく

何をしても
心踊ることなく


生きている実感が湧かない
私の気持ちが。


そう。

私はかかし。


田んぼの真ん中に立っている
かかしなんだ。


雨で色あせた
ぼろを着て

黙って突っ立ってる
案山子なんですよ私は。

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