「……え。
マジで?」




「俺さ~、玲音の車乗るの嫌だなぁ~」




日向……??




自分の言っている事が分かって言っているのかな??




私は……。




「入学初日に学校に遅刻して溜まるかぁー!!!
我慢しろっ、が•ま•ん•を!!」




「我慢の所だけ強調すんじゃねぇーよ。

だってよ??
玲音も男だッ!

彼女は居る可能性の方が低いかもしれない……、
けど・・・。」




「オイ、コラ待て。
日向君??お前さん……、
居る可能性の方が低いって喧嘩売ってんのかなぁ~??」




「あー、確かに。
多分、いや、絶対に今でも独身だよ玲音は。」




てか、玲音が彼女とか連れてるの見た事無いし??




彼女と言うより、女の子を連れてる所を見た事無い……;;




あ、私と百合以外の女の子だけど。。




「オーイ……、
華恋まで兄ちゃんに酷い事
言わないでよ~。」




「でもな、玲音は彼女でも無い女と遊んでるかも知れないんだ。
で、もし遊んでたらよ??
車の中は女の香水の匂いとかで気持ち悪いだろ?!」




「う"ぅ……、
た、確か…に…。」




玲音の車の中が女性の匂いで充満してるのを想像するだけで吐き気が襲ってくる。