あたしは人形だった。

奴の人形だった。

奴の檻から
逃げ出す事を
許されなかった。

その前に
逃げ出そう何て
考えなかった。

だって
人形だったのだから。

人形に
逃げたい
何てゆう
感情ないでしょう。

でも
そんな闇の中にいた
あたしの前に
ある人が現れた。

この人によって
あたしは
闇の中から光の中へ
入る事になる。

そして
あたしは
人形から人間に変わる。

でも
あたしを
人形から人間に
変えてくれた
あの人は
もういない。

また
あたしに
闇ダケを
残して消えた。

そして
あたしは
また
人形になる。