ケータイ小説 野いちご

【方言企画】初デート 関西弁〜大阪府大阪市編〜

10.キセキ



なぁ、朝陽。



アホみたいなことでケンカして、うちが泣きながら怒った日のこと覚えてる…?



『朝陽なんか大っ嫌い!!』って、言っちゃったよな。



電話も無視して、逢うんも拒んだのに、
何回も家まで来てくれて、『ごめんな』ってメールを送ってくれた。



結局うちが、その根気に負けて、寒い中、ドアの向こうで待ち続ける朝陽を抱きしめてん。



どんだけ追い払っても、朝陽は私を待ち続けてくれたよな。

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