ケータイ小説 野いちご

俺様男に心乱れて

俺様男の正体

男が去ってしばらくして、私はけだるい体に鞭を打ち、湯舟にお湯を張り、熱いお湯に浸かった後、体を石鹸でゴシゴシ洗った。あの男の痕跡を消すかのように…

ブラックコーヒーにトーストにサラダという簡単な朝食を食べ、着替えて出掛けようとしたら、ベッドの下に水色の封筒が落ちている事に気付いた。

拾い上げて見ると、『NII』という社名のロゴらしきものが目に入った。『Northern Island Inc.』の略らしい。

たぶんあの男が落として行ったんだわ。ドジなんだから…

喫茶店に遅れてはいけないので、取り敢えず私はそれを持ってアパートを出た。

< 12/ 190 >