ケータイ小説 野いちご

桃色ブルー

桃色恋愛





佳奈はいつだって本気の恋愛をする。

ほとんど佳奈の一目惚れで始まるけど、いつだってビビビッって電気が走ってこの人が運命の人だって思うの。


「それで?その運命の人とは何日で終わったの?」


教室で大親友の優芽(ゆめ)がファッション雑誌をペラペラと見ながら言った。


「ちょっと真面目に聞いてよー!佳奈失恋したんだよ?」

優芽の前の席に座ってる佳奈はファッション雑誌を無理やり閉じた。


「あのさ、失恋した人はそんな朝からガツガツご飯食べれないって」


佳奈の手にはコンビニで買ったビックメロンパンが一つ。机にはもう食べ終わった梅おにぎりの袋とお昼に食べるお菓子が少々。
 

「だって酸っぱい梅おにぎり食べたら甘い物食べたくなるじゃん」

優芽は「はいはい」と慣れた様子でまたファッション雑誌を開いた。


このやり取りは今日に始まったことじゃない。

今月はもう2回……あれ3回だっけ?

優芽とは中学校から仲良しで高2になった今でもその関係は続いている。


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