〜水城side〜





―次の日の朝―






読者様の皆さん


おはようございます





今、10時ですが寮の部屋の中です




だって、ねぇ?






学校に行っても誰もいないだろうし………。






まず、みんなが学校に行くようにしなくちゃな









さて、どうやろうか





来て下さい、ってお願いするか?



いや、低俗な奴等に頭を下げたくねぇな。





うーん………。







あっ!



良いこと考えた♪







まずは電話だな







――――プルルルル♪



―――――ガチャッ






〔はいはーい、水城ちゃん?〕




『あ、叔父さん。今、黒琳高校にいる?』





〔うん。理事長室に居るよ。〕




良かった。



叔父さんが居ないと、作戦を実行できないし







『叔父さん。今から理事長室に行くから』







そう言って電話を切り、
部屋を出た