「取引!?」 次の日、いつもの演習室で大塚に彼との事を伝えた。 「もし破ったらあの写真を他の教員に見せるって」 「…で、俺たちはどうすればいいの?」 私は鼻で笑った。 「あんたじゃなく私に取引してきたんだよ? 目的は一つしかないじゃない。」 彼の血の気が引いて行く。 「だからあんたに頼んでるのよ」 彼は大げさに大きくため息をする。 ざまーみろ