ケータイ小説 野いちご

【BL】BLOVED

ただ欲す、君を。



欲望のままに触れてしまえばきっと、この関係はすぐさま終わりを告げるだろう。


頭ではわかっているのに、それでも触れたいと思う俺はどこかおかしいのかもしれない。


俺とお前の関係は、

『幼なじみ』で『男同士』。


恋愛するには、一番近くて、一番遠い。


それが俺とお前のキョリ。



俺のこの邪な想いは、いっときの迷いである筈だ。


そうでなければ誰が好きこのんで野郎相手に欲情するもんか。


これは思春期の青い春の暴走ってやつだ、

しがない欲望の。



だから頼む。

俺の前をそんな顔でうろついて誘惑するのは、金輪際やめてくれ。




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