ケータイ小説 野いちご

淡く切ない恋物語

▽1
期待

「ありがと、送ってくれて」


私はついに家まで送ってもらってしまった。






「いや、別に」


「家どこなの?」

私は失礼だけど試しで聞いてみた。






「すぐそこ」








うそつき。




真反対なくせに。






「……優しいんだね」


「ん?なんか言った?」


「んーん、なにも」




聞こえなかったから良かった。




聞こえてたら…どうなってたんだろ。


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