「ここで休もう・・。」


マリー達の元から黙って、
離れた・・・。


もう1週間にはなる・・。
自分で何処をどう彷徨って
いることすら分からない。


あのまま暮らしても、
俺が役に立つなんて、
思わない。


「おや?見慣れない
カエルだな。」


声が聞こえて見てみると、
猟銃を持った人間が、
こっちに近づいてきた。


俺は捕まると思い、
必死で逃げた。
ただ離れてから、
何も食べていないせいか、
早く逃げれない・・。