ある日・・・廊下で夏樹に会った。


”夏樹の過去ってどんなだったんだろ?”


千草は夏樹に声を掛けた。


「やっほぉ!夏樹。」


「あ、千草・・・さん?」


ぷぷぷ・・・なんかさん付けとか顔に合ってないしぃ。


「千草でいーよ!。

 んでさ、夏樹がこの前言ってた事、

 何があったか知りたいなって思ったんだけど・・・

 聞いても良いかな?。無理ならムリで・・・.」


「ムーリっ。言えねーよっ。そんな恥ずかしい事・・・。」


「・・・恥ずかしい事なの?。だったら、もっと聞きたくなった!。」


千草はもっと攻めた。Sですね・・・。


「そっ、そんなに知りたい??。」


眉をひそめて言った。しかし千草は普通に答えた。