「ねぇ、いい加減諦めてくんない?」
放課後、あたしはケバ軍団に呼び出された。
「嫌です。諦めてるなんて、そんな気ありませんから」
もちろん即反対。
「ったく生意気な後輩ね」
「意気地無しの先輩ですね」
「満川、あんたただじゃ済まさないわよ?」
ギロリと睨むロング先輩。あ、今のはやばかったなあたし。
「みっこ達、先教室に帰ってていいよ」
ロング先輩の後ろにいた3人はこの場を去った。
「一度あんたと2人で話したかったのよね」
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