ケータイ小説 野いちご

溺愛ラバーズ

LOVE.5.5 -すれ違う関係-

風邪をひいてしまい、治るまで実家に帰る事にした。




金曜日、外はどしゃ降りの雨だったから樹さんを迎えに行ったけど、何時間待っても樹さんは会社から出て来なかった。





すれ違ったのかなって思ったけど、残業かもしれないと思い待ち続けた。





会社の電気が次々と消えていくのが見え、諦めて帰る事にした。





マンションに戻ると樹さんは先に帰っていて、お風呂を出た後だった。





帰って来ててよかったとホッとした。





私も雨で濡れてしまったからシャワーを浴びるように言われたけど、体の力が抜け浴びる事が出来なかった。





冷えたまま寝てしまったのが悪かったのかな?





翌日、目が覚めると体がだるく感じた。





多少咳が出てたからすぐ、風邪をひいたんだと思った。





樹さんに移るといけないから置き手紙を書いて、実家に戻る事にした。





早朝にも関わらず、私が帰るとひなのちゃんは喜んでくれた。





けど、私の顔を見た途端突然悲鳴を上げ、私を担いで私の部屋まで連れて行ってくれた。





ひなのちゃんって、見かけに寄らず力持ちって事がわかったの。




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